足場探検隊その2
こんにちは、コマちゃんママです。
先日の足場探検隊の続きをお送りします。
足場がそびえ立つベランダ。2匹はまだウロウロしています。
『お外の棒が気になるなの。コマさん何だと思うなの?』
「うむむ…あれは、その、アレですニャよ。それより床もちゃんと調べないとダメですニャよ。」
コマちゃん、分からないことを誤魔化しているようです。お兄ちゃんの意地?
しばらくしてふたばが動き出しました。
『ここからの方がよく見えますなの。』
室外機の上に飛び登りました。嫌な予感がします。
『あそこに乗りたいなの…届かないなの?』
ベランダの手すりに飛び移ろうとしています。危ないからやめて下さい。
『あ、こっちなら届くなの。』
サイドに回りました。ベランダに乗り出して外を見たいようです。
『うんしょっ。ここからお外に出られるなの?』
そこから出たらお庭に真っ逆さまです。
『うーん、こっちからだと…頭が痛いなの(泣)!』
1人で格闘しています。
『わかったなの!上から覗けばいいなの。ここだと頭こつんってならないの。ふたばえらいの。』
『じーーーーっ…なの。棒がいっぱいなの。あそこで遊ぶと楽しいかもしれないなの。』
興味深そうに見ています。足場に出たいと思っているようです。
『よし!次はこっちから見てみるなの。』
こう見ると身体長いですね。
とか言ってる場合じゃありません。危ないよ、ふたば!
『えいっ。乗れたなのーーー!狭いけどふたばなら大丈夫なの。』
母ちゃんの言うことを無視して、とうとう手すりに飛び乗りましたよ。見てる飼い主はハラハラです。
やっぱりふたばは身軽です。ぽっちゃりコマちゃんには絶対無理です。そもそも高いところは苦手ですしね。
と思ってコマちゃんを見ると…
「犯人の手がかりはありませんかニャ?」
ふたばに比べてなんて地味な…そんなすみっこで。暗い、暗いぜコマちゃん!
一方、ふたば。
『ここだと近くでよく見えますなの。遊ぶと楽しそうなの。』
足場を熱心に観察中です。
ちなみにこの時、飼い主は後ろで必死にふたばの身体を支えています。
ふたばー、もう満足したでしょ?そろそろ降りてくれないかなぁ?
『ダメなの!最後までちゃんと探検するなの。』
ベランダを伝って端っこまで行くつもりのようです。
『到着しましたなの!』
とうとう反対側のサイドまで来ました。そしてそこからまた往復して元の室外機の所へ。ようやく探検終了のようです。
『たんけんしゅうりょうなの!ふたば頑張ったの。』
満足したみたいで何よりです。
『コマさーん、探検してきたなの。聞いてなの!』
嬉しそうにコマちゃんの元に向かいます。
『あのねあのね…』
「ふたば、大丈夫ですかニャ?無理しちゃダメニャよ。」
ご挨拶をしながら、コマちゃんに報告するふたば。これから報告会議でしょうか。私も混ぜて欲しいです。
この後、ブルーシートがかかり、窓にもビニールが貼られました。光が遮られ窓を開けることすら出来ない、くらいくらい日々が始まりました。